長野市(長野) 茶臼山(729.9m) 2023年11月12日  カウント:画像読み出し不能

所要時間  3:43 中尾山温泉−−3:47 車道終点(登山口)−−4:01 廃林道を離れる−−4:07 祠−−4:14 尾根取付(標高560m付近)−−4:24 尾根に出る(標高630m鞍部)−−4:37 東の展望地−−4:46 西の展望地−−4:52 茶臼山−−5:09 640m鞍部(一本松)−−5:20 祠−−5:24 廃林道−−3:33 車道終点(登山口)−−5:37 中尾山温泉

場所長野県長野市
年月日2023年12月3日 日帰り
天候快晴
山行種類一般登山+プチ藪山
交通手段マイカー
駐車場車道終点に広い駐車余地ありだが今は工事中で利用不可。中尾山温泉第二駐車場を利用
登山道の有無往路の尾根取付〜東の展望場所間以外は登山道あり
籔の有無登山道が無い区間は薄い灌木藪
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント今シーズン2回目の茶臼山。中尾山温泉から登山口間にある砂防ダムが工事中で登山口までは車は入れず、中尾山温泉第二駐車場を利用した。体感的には昨日の雪が降っていた鏡台山周回よりも寒く、防寒用のジャンパーは登りでもずっと着たままだったが、こちらはまだ雪は全く無かった




中尾山温泉第二駐車場 砂防ダム工事中のため登山口までは車は入れない
登山口。以前は水路は無かったのだが 廃林道から登山道に移る箇所
ここで登山道を離れて斜面直登
630m鞍部で尾根に出る 東の展望地から見た長野市街地の夜景
西の展望地から見た夜景。人家の光は疎ら 茶臼山山頂分岐
茶臼山山頂 一本松(640m鞍部)
廃林道に合流 登山口
中尾山温泉松仙閣 中尾山温泉第二駐車場


 前日の土曜日は鏡台山周回で約5時間、累積標高差で約1100mのコースを歩いた。これは北アルプスでも軽い部類に入る蝶ヶ岳や針ノ木岳に登った場合位と比較して、時間的には30分短く標高差で約200m足りないだけ。体力維持にはまあまあのトレーニングになったので日曜日は休んでもいいのだが、北アルプスと同等の労力になるまで追加することにして茶臼山に向かった。登山口の中尾山温泉から山頂までの標高差は約320mである。

 今朝も冷え込んで車のガラスは霜でびっしり覆われていたので、そぎ落としてから車に乗り込む。中尾山温泉まで近いので車の水温計がコールドを示したまま登山口に到着。前回同様に砂防ダムの工事中のため林道は入れないので、中尾山温泉第二駐車場に車を置いた。まだ真っ暗であるが天気は快晴らしく満天の星空である。

 林道終点から落ち葉に覆われた登山道に入って適度な傾斜で登っていく。小尾根を越えて緩やかな下り坂を進んで広い廃林道に合流する箇所で左折。廃林道を登っていき左カーブで標識に導かれて右の登山道に入る。入ってすぐに倒木が横たわったままだが、処理は来年の春以降だろうなぁ。

 祠のある小尾根を越えて傾斜が緩んで広い谷に出た箇所で久しぶりにショートカットすることにして左手の斜面に取り付く。ここは道は無く藪が薄く登りやすい箇所を適当に上がればいいのだが、右斜めに上がっていくと630m鞍部に出ることができる。今回はまっすぐ気味だったようで鞍部よりも東に出てしまい、そこは鞍部よりもだいぶ灌木藪っぽい植生であった。今回はずれてしまったが、正しいルートにはそのうちに自分専用に目印を付けようかな。

 この斜面はかなりの急傾斜で運動量が多いはずだが、今回は防寒のためジャンパーを着たまま登っても汗をかかなかったので、気温は昨日よりも確実に下がっているようだった。手袋には出発時から使い捨てカイロを仕込んだが、下山までずっとこの状態でも手袋の中が暑くならなかった。昨日は出発から30分くらいで暑くなってカイロはビニール袋に密閉して一時保存したのだが(今回はそのカイロを使った)。風は無かったのだが下りに入ってからはジャンパーだけでは寒いくらいで、途中から雨具の上着を着用した。

 尾根に出ればルートは分かりやすくなるが完全に安心というわけでもない。このまま尾根を進むと694m峰まで登ってしまうのだが、ここから南に延びる尾根は二重山稜で、694m峰手前から分岐する東側の稜線の方が余分な登りが無くて効率的なルートである。だからピークまで進む手前で左にルート変更する必要があるのだが、真っ暗な時間帯では傾斜が緩く読図が難しい地形+下り方向+尾根の先が見えない状態という「三重苦」では判断が難しい。今回はうまくルートに乗ることができたが、勘が戻らないと簡単にルートを外してしまう。逆に帰りがけにこちらのルートを歩く場合は二重山稜区間は登りになるのでルートは分かりやすい。

 やっと尾根がはっきりしてルートミスしていないことが確認できて安心できた。そのすぐ先が東の展望地で、ここからは川中島町東部の市街地が良く見える。

 この先は立派な登山道なので心配なし。深い落ち葉に覆われて登山道の凸凹や小石の存在が見えないのが少し厄介だが、道が無い場所よりは格段に歩きやすい。ジグザグって傾斜が無くなると西の展望地入口でこちらにも立ち寄る。ここからは長野市信更町や旧中条村東部の人家の明かりが見えるが、こちらは長野盆地を外れた山間地帯であり明かりの数は東の展望地と比較にならないほど少なくて暗かった。

 縦走路に戻ってさらに進んで茶臼山分岐で左折。山頂に向かう。今年の2月までは山頂直下に大きな倒木があって毎回跨ぎ越していたが、いつのまにか処理されたようで無くなっていた。結構大きな木だったので処理は大変だったと思う。

 無人の茶臼山山頂に到着。今年2月以来だが山頂の様子は変わっていなかった。残念ながら山頂は樹林に囲まれているので展望は無し。どのみちまだ真っ暗な時間であるが。

 帰りはショートカットコースは使わずに登山道を歩いて一本松経由で下った。

 

都道府県別2000m未満山行記録リスト

 

日付順2000m未満山行記録リスト

 

ホームページトップ